[体験レポート]久米島の海を美しく!はての浜クリーンアップ

[体験レポート]久米島の海を美しく!はての浜クリーンアップ

はての浜「東洋一美しいビーチ」と言われ、久米島を代表するビーチの一つです。

↓はての浜の詳細については、以前の記事をご参照ください。↓

[久米島初心者必見]いくつ知ってる?久米島の人気ビーチ5選!

こんな美しいビーチにもたくさんの漂流ゴミが流れ着いているので、

定期的にビーチクリーン活動が行われています。

しかし、ここ数年はコロナ禍のため、あまり参加者を募れていませんでした。

今年は、はての浜のビーチクリーンが再開されると聞き、子供たちも連れて参加しました。

はての浜の状況や、ビーチクリーンの様子についてご紹介します。

 

はての浜ビーチクリーンって?

毎年、ゴールデンウィーク前に開催されるビーチクリーン活動です。

久米島観光協会さんが主催しており、そちらに申し込みを行います。

参加費は無料です。

ゴミ袋や軍手などは支給されます。(ゴミ袋、軍手は返却します。)

基本的には島民のみが参加するようですが、多少観光客の方も参加しているようです。

以前はどこから聞きつけたのか、外国人の参加者も多かったそう。

今年は感染対策をしながらの活動となりました。

 

参加の注意事項

4月の過ごしやすい時期とは言え、天気によっては熱中症も考えられます。

日焼け対策、熱中症対策はしっかりしなければなりません。

日焼け止め、帽子、タオル、飲み水などは個人でしっかり準備しましょう。

ビーチクリーン活動のため、砂浜は危険なゴミも多いです。

ビーチサンダルよりはマリンシューズや長靴などがおすすめです。

また、ゴミをつかむためのゴミ拾い用トングがあれば、なお良しです。

 

当日の活動

当日は泊フィッシャリーナに出港30分前に集合し、出席及び体温を確認します。

出発前に主催者からの挨拶があり、今回のゴミ拾いにおける注意事項などのお話がありました。

今回は、約2年間はての浜のビーチクリーン活動ができていなかったため、

これまでの活動とは違うゴミが増えているそうです。

まずは、浮きやネットなど、漁業用のゴミが大量にあるということ。

次に、2年分のゴミが多く流れ着いているため、大きく目立つものから集めること。

漁業用の浮き用のゴミ袋、ビンなどの危険ゴミ用の袋、

ペットボトルなどのプラスチックゴミ用の袋と用途別でゴミ袋も決まっていました。

グループにわかれグラスボートに乗り、はての浜へ向かいました。

当日はかなり雲行きの怪しいお天気で、残念ながらいつもは美しいはての浜もどんよりとした印象。

でも、ゴミ拾いにはちょうど活動しやすい涼しさです。

 

 

はての浜に上陸して一番に驚いたことは、大量の軽石です。

白い砂浜をイメージしていると、グレーの軽石のラインが非常に悪目立ちして感じます。

久米島のビーチや港にたどり着いた軽石は回収作業をしていましたが、

はての浜はまだしていなかったのかもしれません。

今回は、軽石の作業ではないためゴミ拾いに集中しましたが、

今後はこの軽石の対策も必要かもしれないなと感じました。

 

ゴミ拾いのやり方にも注意がありました。

浜の奥から拾っていき、グラスボートのある地点まで戻ってくるとのこと。

そのほうが重いゴミ袋を持って端まで行き、また戻ってくるという大変な目に遭わないからです。

実際、砂浜にあるものは、浮き、網、ガラス瓶、ペットボトル、電球、子供のおもちゃまで様々。

これらを拾いながら、奥まで行けばすぐゴミ袋がいっぱいになります。

ビーチに滞在していたのは1時間ほどでしたが、船一隻分のゴミがあっという間に集まりました。

その後はお天気も崩れてしまい、慌ただしくはての浜を後にしました。

今回のビーチクリーンは、達成感よりも、まだいっぱいあるから拾い足りない!という気持ちでした。

しかし、漂流ごみは取っても取ってもまたやってきます

一気に根を詰めてやるのではなく、継続してやっていくことが大事なのだろうなと感じました。

そして、自分達がこのようなごみを海に捨てないこと

ビーチに行った時に拾える分は拾って帰ろうと思いました。

参加した子供たちもよく頑張りました。

この経験から、子供たちも海を大切にすることを感じてもらえていればいいな。

 

梅雨が明ければ、観光シーズンに入ります。

観光客の方には、ぜひ美しい久米島の海を満喫していただきたいです。

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