みなさん、地産地消という言葉を聞いたことがあるでしょうか。地元で生産されたものは地元で消費する、という意味で使われています。
しかし、旬の野菜は大量にできすぎて余ってしまう、逆に少量しかできない、または規格外などの理由で流通にのらないといった問題もあります。
そういった問題を解決するため、久米島町は島内外に販売する体制を目的とした地産地消推進事業を推進しています。
その中で新たに始まったキッチンカー、その名も「青空キッチン」。
今回はこちらのキッチンカーについてお伝えします。
青空キッチンとは
キッチンカーにはその名の通り、青い車体にもくもくとした雲と太陽と食事をイメージするフォークとスプーンの絵が描かれています。
島内でできた余った野菜を集めカット野菜にしたり、おかずなどの惣菜やスープや焼き菓子に加工したりして、島の野菜に付加価値をつけて販売しています。
今のところ販売日時が決まっています。
火、水、木曜日に16時から19時まで、久米島商工会駐車場で販売しています。
青空キッチンさんは公式LINEもありますので、お友達になってお得な情報を入手できます。
また、取り置きや予約などもできるそうです。
公式LINEの情報など青空キッチンさんの詳細については記事の一番下にまとめています。
さて、どんなものが売られているのでしょうか。
惣菜、ミックスカット野菜、スープ、ドリンク、焼き菓子などが売られていました。
野菜だけでなく、久米島赤鶏の唐揚げもあったので、今後は久米島でできる全ての生産物を販売することになるのではと期待しています。
お味は?
みなさんが気になるのはお味ですよね。気になった商品をいくつか購入してみました。
まずはゴーヤー餃子です。
ゴーヤーチャンプルーのイメージが強いゴーヤーを、餃子にするってどうなの?と思いましたか?
私は思いました。(すみません笑)
でも、食べてみると、ゴーヤーの苦味は全然感じず、シャキシャキした食感が意外とマッチしていて美味しかったです。苦いのが得意ではない人も、これなら大丈夫だと思います。
続いては、プチトマトの果肉の残ったお野菜たっぷりのミネストローネスープ。
食にうるさい1歳児の娘が、一口飲むと他の人に譲ってくれないほどハマっていました。
トマトの酸味が強くないので子供でも飲みやすかったのだろうと思います。
これ一つでたくさんのお野菜が取れるのも嬉しいポイントですね。
さらに、デザート系もあります。パイナップルのサンドイッチです。
まず見た目がオシャレ。おうちでカフェ気分です。
こちらのパイナップルはゴールドバレルという品種です。5月〜8月ごろがシーズンで、希少で高級なパイナップルだそうです。糖度が高く、サイズも大きいのが特徴です。
ジューシーで甘みのあるパインが食べ応えのあるサンドイッチに仕上がっています。
こうやって旬の時期に頂けるのも地産地消の良いところですね。
最後に、お野菜の焼き菓子をご紹介します。
焼き菓子はカボチャ、紅芋、モウイなどいろんなお味があるので自分のお気に入りの味を見つけるのも楽しそうです。お野菜なのにデザート感覚で頂けます。
私が買い物している時に、美味しかったからとリピート買いにきたお客さんがいらっしゃったので、こちらも人気商品になりそうです。
ギフト用もあるそうなので、久米島の新たなお土産としていかがでしょうか。
おまけ
ちなみに、青空キッチンのお隣では、サイプレスリゾートのキッチンカーがお惣菜を売っていました。
こちらも、ポテトサラダや唐揚げ、ローストポークなどホテルのシェフのお惣菜をお手軽に購入できます。
私が購入したのは珍しい燻製のお惣菜です。とても美味しかったです。お酒のお供にもおすすめです。
いかがでしたか。
久米島の地産地消に努めながら、島野菜に新たな価値を作っている「青空キッチン」。
みなさんもこちらの美味しい商品を食べることで応援してみませんか。
ぜひお仕事帰りにでも寄ってみてください。
【青空キッチン】
場所:久米島町嘉手苅658−1 久米島商工会駐車場
販売日:火、水、木
時間:16:00〜19:00
公式LINE:https://lin.ee/4jNRQ02