久米島の新たな特産品として今後注目の「久米島経産牛」。
前回、久米島の経産牛についてお伝えしましたので、
まだご覧になっていない方はこちらからご覧ください。
簡単にご紹介しますと、
経産牛とは、繁殖としての役目を終えた母牛のことを言います。
久米島の経産牛は、久米島で生まれ、肉用に再肥育された国産の黒毛和牛です。
経産牛は「肉が硬い」、「脂が黄色い」などと言われて敬遠されていました。
しかし、肉用に再肥育されたので、味、香り、赤身が濃く、旨味と食べ応えのあるお肉になります。
多くの方に食べてもらいたいのですが、久米島ではまだまだ希少なお肉です。
そんな経産牛のハンバーグと切り落としを購入しました。
気になるお味と、おすすめレシピについてご紹介します。
久米島経産牛の購入方法
久米島でも滅多に出回らない「久米島経産牛」。
「結人舎」さんのネットショップと、島内では「青空キッチン」で購入できます。
ただ、「青空キッチン」は営業日が不定期となっており、
「くめじまるしぇ」さんの公式ラインで販売日をお知らせしています。
販売日とともに何が購入できるのかも事前にわかるので登録しておくと便利ですよ。
久米島経産牛ハンバーグ
ハンバーグは普段のハンバーグを焼く要領で構わないです。
ソースもケチャップなどお好みのものでOK。
焼きはじめはこんな感じです。
フライパンでゆっくり蒸らしながら解凍すると、ふっくらと膨らみました。
焼き色がついたらお皿に移します。
洋食屋さんっぽく盛り付けたら完成です。
見た目はふっくらで柔らかそうなのですが、
経産牛は一般的な和牛と違ってしっかりとした肉質のため、
ハンバーグを切る際は意外とスッと箸が入らず、少し切り分けづらいかもしれません。
しかし、食べてみると食感が硬いということはなく、弾力がありつつもジューシーで食べ応えがあります。
ジュワッと出る肉汁も逃したくないほど旨味がたっぷり。
お手軽ハンバーグなのに、肉の旨みと香りが濃厚でステーキ並みのご馳走料理です。
経産牛の中でも食べやすい弾力なので、硬い肉が苦手な方や小さいお子さん、
初めて経産牛を試してみたいというに方にオススメです。
久米島経産牛切り落とし
いろいろな料理に利用できるのはやはり切り落としです。
炒め物にも最適ですが、今回ご紹介するレシピは「牛丼」です。
材料
⚫︎牛肉切り落とし 200g
⚫︎玉ねぎ 1/2個
⚫︎調味料(すべて一緒に混ぜる)
・醤油 大さじ3
・みりん 大さじ3
・顆粒和風だし 小さじ2
・砂糖 大さじ3
・水 200ml
手順
①くし切りにした玉ねぎと調味料を炒めます。
②牛肉切り落としを一緒に炒めます。
③肉の色が変わるまで炒めます。
個人的には少しレアぐらいの方がオススメです。
④器に盛り付けます。お好みで生卵とネギなどをかけてお召し上がりください。
経産牛は肉質がしっかりしているため、焼きすぎすレアな状態だと嚙み切りやすいです。
しかし、適度に歯ごたえのある経産牛は、牛丼を流し込むように食べるのではなく、
その肉の味をしっかりと味わうことができます。
噛めば噛むほど沁みる味わいと経産牛の香り高さを感じられるはずです。
お家でちょっと贅沢な牛丼を楽しんでみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
食べてみた〜いというお声が聞こえてきそうです。
お料理好きな方は、ぜひ久米島経産牛を使っていろいろなレシピを考案されてくださいね。
簡単に美味しくお料理できちゃう経産牛!
ぜひご自宅でご堪能ください。