移住後に知った久米島の隠れたおすすめ:おやつ村

移住後に知った久米島の隠れたおすすめ:おやつ村

今回は、移住後に食べて感動した沖縄の味「純黒糖」を製造・販売しているおやつ村をご紹介します。

本物を見分ける方法

沖縄に来たことのある人なら、一度は口にしたことがある黒糖。誰もが黒くて甘いお砂糖を「黒糖」と呼びますが、黒糖にも様々な種類があることをご存じでしょうか。値段や形などの違いがあるのはもちろん、市販されている黒糖のパッケージを見てみると、原材料の記載部分に「加工黒糖」や「純黒糖」と表示が異なっていることが分かります。平成23年3月から消費者に分かりやすいよう食品表示が改正され、さとうきびのしぼり汁以外は黒糖」と表示することができなくなりました。「加工黒糖」は、さとうきび以外に白砂糖の原料・粗糖や糖蜜などを混合し加工しているもの。「純黒糖や黒糖」と表示しているのは、さとうきびの絞り汁だけを煮詰め固めたものだそうです。

メイドイン久米島の純黒糖

おやつ村の純黒糖と言えば、オジーのイラストがトレードマーク。製造者である儀間光明さんが、パッケージキャラクターを務めています。純黒糖の味は、畑によっても変わっしまうので、儀間さんが長年土壌の状態などを見極め、厳選した畑のみでさとうきびの栽培を行っています。製糖期間に入ると、昔ながらの製法で薪を使い、早朝から大きな釜でさとうきびのしぼり汁を何度もかき混ぜながら炊いていきます。冬でも汗だくになるほどの気温。まさに製造は、体力勝負。出来上がっていく純黒糖も混ぜ方や気温で味が異なるので、最終確認は儀間さんの舌で決めるそうです。そんなおやつ村の純黒糖は、濃厚でまろやかな甘みでありながら後味はスッキリ。無くなるとすぐにまた頬張りたくなる。まさに、お茶うけにピッタリで、昔ながらの沖縄の風習をじんわりと感じさせてくれます。

純黒糖の意外な食べ方も話題

儀間さんと並んでおやつ村にはもう一人外せない人物が、儀間家のお嫁さん。観光客にも人気のひんやりスイーツ「鬼嫁まんじゅう」の鬼嫁キャラクターを演じ、新型コロナウィルスの影響で自粛期間中は、InstagramYouTubeで島の様子を発信したりとSNSでも大活躍。クックパッドでは、おやつ村の純黒糖を使った料理を掲載し、そのまま食べるだけではなく、作り置きやソースなどのアレンジ方法を提案し、純黒糖の世界を広げています。

おやつ村は、オンラインストアも充実。
久米島にすぐに行けない人もオンラインなら、島の風を感じることができますよ。

久米島レコメンドカテゴリの最新記事