沖縄県内の宿泊施設緊急支援として2月10日から2月28日までの緊急事態宣言発令中の間のみ「Stay Hotel」事業が行われました。以前紹介した『風の帰る森』(以後、風森と略称します。)もその対象となっていたので宿泊してきました。 昼間の雰囲気とは違う夜の図書館や食堂で頂く食事など子連れでも満喫できましたので、内容をご紹介します。
部屋の様子
チェックインは17時。まだ学童の子供達がいるため、館内は子供達が動き回り賑やかでした。学童の子供達が帰るまでホテルの部屋で過ごしました。
17時でもまだ外は明るく、海側のお部屋だったので奥武島やはての浜も眺めることができました。
私たちが泊まった部屋は一番大きな部屋で、主室、和室、洗面スペース、お風呂、脱衣室、トイレが完備されています。
▲主室
▲和室
▲洗面スペース
▲脱衣室
▲トイレ
▲お風呂
お風呂は家族で入れるよう大きなサイズです。『となりのトトロ』でさつきとメイがお父さんと入った五右衛門風呂のようなイメージの丸いお風呂です。
部屋の備品、アメニティ
部屋に準備されているのは、お水、ティーパック、タオル、シャンプー、リンス、ボディシャンプー、ドライヤーなどです。歯ブラシ、洗顔、化粧水などのアメニティはありません。
小さい冷蔵庫があるのでおやつやお酒などをコンビニで買っておいて、夕食後に晩酌するのもおすすめです。
洗濯機、洗剤、ハンガーなども備え付けてあるので、子供の汚した服などを洗って干すこともできます。
子供用のお布団ではなく、大きな厚みのある敷き布団だったので、布団からゴロンと落ちないか心配でしたが、子供が寝返りしても余裕のサイズでした。
室内の部屋には風森の本も準備されていて、部屋でも読書できます。
子供向けの本も準備してくださっていて、子供も自ら手にとって読んでいました。
ランプは夜電気を消した中で使うと、室内キャンプしているようでいい雰囲気になりました。
食事
夕ご飯は、食堂スペースで島内の飲食店のオードブルと風森で準備してくれたご飯とお味噌汁を頂きました。しかもご飯とお味噌汁はおかわり自由です。
オードブルは子供向けの内容に気を使っていただき、うちの子もパクパクと家で食べるより積極的に食べてくれました。
朝ごはんは、パンケーキやキッシュなどの洋食でした。コーヒーなどのドリンク付きです。
スタッフの方が子供を見てくださったので、久しぶりに落ち着いて朝食を頂けました。
気を付ける点としては、離乳食は対応していないので、食事とベビースタイは準備しなければなりません。
お皿やスプーン、ベビーチェア、電子レンジなどは貸してもらえるので、ドラッグストアなどで買ったベビーフードを電子レンジで温めて食べさせると楽です。
夏は外で食事をしたり、BBQをしたりなどもできるそうなので次回はそれを楽しんでみたいです。
夜の図書館
風森と普通のホテルとの違いは、この夜の図書館の利用ができることでしょう。 基本的には22時に館内は消灯となりますが、図書館の利用はできます。
少し暗がりのある誰もいない図書館は、夜の学校に潜り込んだようなワクワク感と不気味さが感じられます。
電気を全てつけるともっと明るいのですが、あえて暗がりを楽しむために照明を落としました。
図書館にあるステンドグラスも、夜に見るとさらに色鮮やかに感じます。
他の宿泊の方がいらっしゃらなかったので、貸し切り状態の贅沢な時間を過ごせました。
子供も自分の好きな本の世界へ飛び立っていました。
まとめ
いかがでしたか。風森の館内の紹介は以前にも行いましたが、宿泊してみると少しでも感じられたでしょうか。
この記事を通して、もっと風森に興味を持ち、実際に宿泊してみたいという方が増えてくだされば幸いです。
また、3月からは平日午前中も一般開放されています。日曜日はランチも始まっていますので、お時間がある時に訪れてゆっくり過ごされてみてください。
風の帰る森
住所: 〒901-3113 沖縄県島尻郡久米島町字銭田1141番
電話:098-996-3301
宿泊に関するお問い合わせ メール:yoyaku@kazenokaerumori.com
HP: http://kazenokaerumori.com/
Instagram: https://www.instagram.com/kazenokaerumori/?hl=ja