久米島の海の玄関口、兼城港ターミナルがリニューアルしていました。
「していました」と書いた理由は、こちらが工事していたのは知っていたのですが、
「完成しました」と堂々とアピールがされていなかったので、
たまたま近くを通った時に気づいたからです。(←島民なのに)
コロナ禍で観光を大々的にアピールできないので、
もしかしたらリニューアルしたことを知らない人もたくさんいるのではないでしょうか。
でも、知られていないはもったいない!
きれいにリニューアルされた兼城港ターミナルをご紹介します。
兼城港ターミナルとは
兼城港は久米島の食料品、物品などを輸送する貴重な港です。
観光客はもちろん、島の人の足として沖縄本島や渡名喜島も結んでいます。
那覇〜久米島間はこの船で3時間〜3時間半くらいです。
私が初めて久米島にきた時も船できましたが、以前のターミナルはこんな感じです。
年季を感じるターミナルですよね。
これはこれで味のある建物ですが、暗くて待機場の椅子くらいしかなく、
なんか寂しい感じでした。
それがどれくらい劇的に変わったか見ていきましょう。
ターミナル待合室
なんということでしょう!←
全体的に明るく、現代的でおしゃれな雰囲気になりました。
椅子やテーブルも十分にあるので、たくさんの方がご利用できると思います。
張り紙やチラシも置かれているので、ご覧になってみてください。
久米島に関する情報が手に入りますよ。
チケット購入窓口
乗船前には、こちらの窓口でチケットを購入できます。
チケットの購入は、乗船の20分前までに済ませておいてください。
船が欠航する場合もありますので、H Pかこちらの窓口で確認されるといいと思います。
カフェ「café Lapin」
ジンジン通りの人気カフェがターミナルに移ってきました。
(かわいいカフェなのに、実はオジィ達の憩いの場!)
ランチもできるし、ドリンクのテイクアウトもできます。
おいしいデザートもあります♡
船を待っている間に利用するもよし、
乗船しないけど、海や船をぼーっと眺めながらゆっくり過ごすのもよし!
ターミナルの活用の幅が広がりました。
お土産ショップ「港」
久米島の特産品が色々と販売されているお土産ショップです。
船が来る前後の時間帯にしか開かないそうです。
船がないときは買い物に来てもお店が開いていない場合がありますのでご注意ください。
お店の中はこのような感じです。
久米島の味噌、泡盛、みそクッキー、ティーなど久米島のものは一通りそろっているので、
買い忘れた!というものがあれば乗船前に駆け込んでください。
ちょっと変わり種でクバ笠のグッズも売られていました。
島でクバ笠グッズを置いているお店を全然みたことがないので、
一味違うお土産を探している方にオススメです。
[営業時間]
7:50 〜 9:00、12:30 〜 14:00
送迎デッキ
ターミナルの屋上に登って船を見ることもできます。
海も見え、街並みも見えるので、
隠れ景色のいいスポットだ!と思いました。
かなり広く、遮るものがないので爽快です。
いかがでしたか。
今後は那覇から1時間ほどで着く高速船も運航する計画もあるようなので、
就航すれば海からのアクセスが格段に良くなります。
多くの方は飛行機であっという間に久米島にいらっしゃると思いますが、
たまにはゆったりと海を眺めながら旅をするのも素敵ではないでしょうか。
コロナが落ち着いたら、ぜひ久米島への船旅も候補に入れてみてください。
【久米商船株式会社】
【切符売り場 久米島支店】
住所:沖縄県久米島町字兼城2番地の3
TEL:098-985-3057
FAX:098-985-2919