この絵の繊細さと力強さと色彩の美しさに惹かれて、
こちらの記事をご覧くださったアート好きさん、ようこそ!
こちらは久米島でイラストアーティストとして活動されているM A I Tさんの作品です。
久米島に美術館はないので、アート作品に触れる機会は大変貴重です。
今回は、これから久米島を彩っていってくれるであろうMAITさんの個展の様子をご紹介します。
M A I Tさんのプロフィール
MAITさんは久米島在住のイラストアーティストさんです。
全国各地で壁画やライブペイントをメインに活動をされています。
アクリルやペンキなどを使った色彩豊かなイラストが印象的です。
題材にするイラストは動物や人物、植物など多岐に渡りますが、
特に、動物と人物のイラストはその色彩と人物たちの表情に引き込まれます。
昨年の久米島産業まつりでもライブペイントもされており、
今久米島で熱いイラストアーティストさんです。
個展会場
YUNAMI FACTORY BOBAさんで1ドリンク購入すると個展会場へのチケットが受け取れました。
今回の個展とは別で、BOBAさんのドリンクも種類が豊富で美味しいので、ぜひ飲んでみてください。
BOBAさんに関する記事もありますので、こちらもよろしければご覧ください。
久米島最新ショップ情報:YUNAMI FACTORY BOBA
さて、美味しいドリンクをゲットしたら、早速会場へ。
久米島でアートに触れようと、アート好きな方々が多く来場されていました。
会場に入ると、さまざまな個展作品が並んでいました。
キャンバスが三角や六角形、ファミコンソフトなど、珍しい画材も使われていました。
作品は、暗い背景に動物や人物を描いているものが多かったです。
暗い背景の上から赤や黄色、ピンク、白などの明るい色が重なって浮き出ているように見えるので、
ぐっと人物や動物の表情に引き込まれる印象を受けました。
こちらに目線を向けた動物たちは、何かを訴えているようにも見えますし、
こちらの心が見透かさているような感覚にもなります。
少女だけが描かれた作品は、どこか寂しそうな悲しそうな様子にも見えますが、
動物と少女の描かれた作品では、どれも少女の優しい視線が描かれていて、
その動物に対する深い愛を感じさせます。
MAITさん自身が動物が大好きらしいので、それが絵でも表現されているのかもしれません。
動物の絵には、ヤンバルクイナやジンベエザメなど沖縄と関係の深い動物たちも描かれていました。
今度は、ウミガメやクメジマボタルなど、久米島と関係の深い生き物も描いて欲しいな〜と思います。
会場には、実際にペイントで使われた道具も置かれており、
たくさんのペンや絵の具がこの作品を作り上げるのに必要なのだと感嘆しました。
個展会場は、室内の雰囲気も相まって、まるで画家のアトリエを覗いているようなワクワク感がありました。
5分アート
会場では、5分で好きなモチーフを描いてくださる企画もありました。
いろんな色のミニ折り紙に好きなモチーフを描いてくださるということだったので、
子供たちの似顔絵を描いてもらうことにしました。
しかし、人に似顔絵を描いてもらう経験が初めてだったので緊張しているのか、
1ミリも笑わない我が娘。
仕方なく、笑っている写真を見て描いてもらいました。
M A I Tさんは、写真を見ながら、目から描き始め、ものすごい集中力でペンを走らせていました。
5分という短い時間にも関わらず、ささっと書き上げるのはさすがアーティスト!
いただいた似顔絵には、サインまで頂くことができました。
緊張していた娘も、出来上がった似顔絵をもらうと嬉しそうにほころんでいました。
子供にとって初めてのアートとの出会いは、とても素敵な思い出になったようです。
子供に便乗して、私の似顔絵も描いてもらいました。
大人でも似顔絵を描いてもらうのって嬉しいですね。
我が家ではしばらくアートを眺める日が続くことでしょう。
いかがでしたか。
久米島でのアートな一日をご紹介しました。
MAITさんは3月に東京でもコラボ展示を開くそうです。
詳細はMAITさんのS N Sでご確認ください。
ご都合が合う方はぜひ足を運んで頂き、実際にそのイラストの魅力をご覧になってくださいね。
MAITさんの今後のご活躍にも期待したいです。