こんにちは。久米島についてゆる〜くお伝えしている香奈です。今回は、島民が心待ちにしていた久米島町複合型防災・地域交流センターがついにオープンしましたのでご紹介します。
愛称は「ほんのもり」です。
防災センターなのに、愛称が「ほんのもり」?と疑問に思うかもしれませんが、こちらは図書館の機能と学習室、防災センターを兼ねた施設なのです。海が眺められる最高の立地にできたこちらの施設について詳しくお伝えします。
1階「学習室、多目的室」
久米島の高校生が通う町営塾がメインとしてあり、他にもちょっとした教室や講演会、町民のサークル活動などに利用することができる多目的室があります。
利用するためには2週間前までに施設利用申請書の提出が必要となります。空き状況は直接受付に行かれるか、電話でもお問い合わせできるそうです。
駐車場もありますが、1階側は身障者用となっています。一般の方は、博物館側に2階から入館できる駐車場がありますので、そちらをご利用ください。
2階、3階「図書館」
2階は、児童書、貸し出し返却カウンターがメインの階になります。デッキテラス、大型絵本の置いてある読み聞かせ室や靴を脱いでゴロゴロしながら本が読めるキッズコーナーもあり、子供たちがワクワクするスペースになっています。
この階にはこどもトイレや授乳室もあるので、子連れのお母さんにも優しい施設になっています。
3階は一般書、閲覧スペース、デッキテラスがあります。児童書と分かれている階なので、静かで落ち着いた雰囲気となっています。
ベンチ席、テーブル席、個人席があり、友達と一緒に勉強したり、一人でゆったりと読書をしたりと用途により使い分ける事ができます。実際に自習している学生さんも多く見かけます。
どの階からも海が一望できるので、屋内にいるのに開放感があり、読書や勉強の合間に外を眺めてリフレッシュもできる最高の環境です。
図書館の貸出、返却、サービス
本の貸出は、最初に受付カウンターで利用登録を行います。
受付カウンターで貸出利用申請書を記入し、住所と氏名が確認できるもの(免許証、保険証、マイナンバーなど)を提示して貸出カードを作成できます。このカードは町民の方は3年ごとに、団体の方は毎年更新が必要になるということなので、お気をつけください。
貸出カードを作ったら、それを使って自動貸し出しができるハイテクな機械で貸出が行えます。本を重ねるだけで本のデータを読み取ってくれるので、小さいお子さんやあまり機械に慣れていない方でも簡単に利用できます。
本の貸出、返却については以下の通りです。
資料:本・雑誌(最新号は除く)
冊数:3冊
期間:2週間
返却:受付カウンターに持っていくか、休館日の場合は2階出入り口近くのブックポストに投函できます。
図書館の開館、休館日については以下の通りです。
開館時間: 火曜日〜金曜日 10:00〜19:00
土曜・日曜・祝日 10:00〜17:00
休館日: 月曜日(月曜日が祝日により開館する場合はその次の日)
年末年始
資料整理日(第3木曜日)
特別整理期間(年1回)
電子書籍
また、インターネットを使ってパソコン、スマートフォン、タブレットなどでも本が読めます。
利用対象:久米島町民
貸出点数:5点
貸出期間:14日
貸出延長回数:1回(次の予約者がいない場合のみ延長可)
予約点数:3点
予約取置期間:7日
電子書籍の利用方法は以下の通りです。
ステップ1:IDとパスワードを取得
登録は、「ほんのもり」で行います。その日から利用できます。
ステップ2:電子図書館にアクセス
24時間利用できます。
ステップ3:好きな本を借りて読む
自動返却のため返し忘れがなく、自分の好きな時間にどこでも利用できます。
お問い合わせ
久米島町複合型防災・地域交流センター 久米島図書館 ほんのもり
住所:久米島町字嘉手苅530番地
TEL:098-987-7051
いかがでしたか。訪れてみると、図書館を利用されている方たちの嬉しそうな表情や子供たちの楽しそうな表情が印象的でした。現在はコロナウイルス感染予防のため、マスクを着用し、入り口に消毒スプレーが設置されているので、そちらを吹きかけてご利用ください。