久米島島民オススメ！久米島観光の穴場スポット10選

今年は久米島旅行しようかな〜とお考えの皆さん。

観光マップや観光本に載っているような定番スポットなんてありきたり。

みんなが行くようなスポットとは一味違う旅行がしたい！

なんてお考えの方はいませんか？

いや、絶対に外せない定番スポットに行きたいんです。という方はこちらの記事をご覧ください。

今回は、久米島のディープな世界に触れたい、という方にあまり知られていない穴場スポットをご紹介します。

久米島観光の穴場スポット

久米島の穴場スポット10選がこちらです。

オススメ穴場スポットと言っておいた矢先で申し訳ないんですが、

中には足場が悪い、観光地化されていないなどの理由により、

一人で訪れるのはあまりオススメできないところもあります。

不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、

対処方法も合わせてお伝えしますのでご安心ください。

１．奥武島キャンプ場

観光でキャンプ場をわざわざ訪れる方は珍しいかもしれません。

でも、奥武島キャンプ場は観光客の方にもかなりオススメです。

観光客の方でも安心して訪れられる最大の理由は、手ぶらでキャンプができるから！

なんとBBQセットやテントなど必要なものはすべてキャンプ場のものを利用できるため、

キャンプ用品を持ってこなくてもキャンプができちゃうんです。

また、奥武島キャンプ場はビーチそばにあるため、キャンプとビーチ両方とも楽しめます。

さらに、久米島の特産車海老や久米島赤鶏の販売もされていて、豪華なBBQが楽しめますよ。

ハンモック、焚き火ができるサークル、炊事場、温水シャワー室など設備も充実しています。

自然豊かなキャンプ場で最高な思い出を作ってみませんか？

2．登武那覇公園

観光マップであまり紹介されていないため、観光客の方が訪れることが少ない登武那覇公園。

こちらは、15世紀ごろ活躍した久米島の英雄「ガサシワカチャラ」の登武那覇城跡の近くにあります。

歴史に興味のある方、「ガサシワカチャラ」について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

城跡は整備されておらず、残念ながらその遺構は簡単にご覧になれませんが、

公園の方はハテの浜、ティーダ橋・ツムギ橋などが眺められる絶景スポットです。

ワカチャラの時代に想いを馳せるもよし、ただひたすらぼーっと景色を眺めるもよし。

リフレッシュしたい方にオススメの場所です。

3．風の帰る森

宿泊施設兼学童だった風の帰る森。

残念ながら今は閉館してしまい、館内には入れません。

でも、敷地内のだだっ広い芝生には訪れることができます。

ジブリ的な何かが現れそうな立派なガジュマルや大きな岩など森の豊さに恵まれた土地です。

そして、このインフィニティ芝生の向こうに見える海のグラデーションは息を呑むほどの美しさ。

子供達とここで駆け回るのも楽しいですよ。

ただ、芝生の端まで行きすぎると危ないのでお気をつけください。

4．裏ミーフガー

陸地から行けるミーフガーですが、裏側に行くのは至難の業。

足場も悪いし、波の高い場所なので、裏側まで行く強者はなかなかいないでしょう。

そんなミーフガーの裏側を、なんと船から見ることができます。

アースマリンクラブさんが行っている久米島周遊クルーズで、

ミーフガーの裏を見ることができるコースが昨年からスタートしました。

ミーフガーの裏を見ることができるのはこちらのクルーズだけなので、かなりオススメです。

久米島の知識０でも、案内の方が地形や歴史、時事、琉歌まで楽しく詳しく説明してくれますし、

海からしか見えない他のポイントも巡ってくれますよ！

私が実際に体験した際の記事がこちらにあるので、クルーズ内容が気になる方はご参考ください。

5．タチジャミ

ちゃんと久米島町の観光スポットとして観光マップなどにも載っているんですが、

何も知らずに訪れようとすると痛い目をみるのがタチジャミ。

階段を200段近く降り、さらにぬかるみや草の生い茂る獣道を通り、

足場の悪い岩場を歩いてやっと辿り着く場所です。

オシャレな格好の方、虫が苦手な方、体力のない方には全くオススメしません。

覚悟を持った方、諦めずに進めば自然が作り出した摩訶不思議な岩に出会えますよ。

辿り着く頃には適度な疲労感があるはずですが、なぜか清々しい気持ちになれます。

私が実際に訪れた際の記事がこちらにあるので、よろしければご参考ください。

6．石切場

タチジャミが自然の美であれば、こちらは人の手で作り出した人工の美と言えるでしょう。

かつて島民が重機などを使わずに手で石を切り出していたそうです。

過酷な労働の時期があったことがわかる歴史的な場所とも言えます。

今は、カニや魚の棲家となっていますが、不思議と外国にある宮殿の遺跡みたいに見えます。

こちらは地図などにも載っていなく、道の案内などもないので、かなりわかりにくいです。

訪れてみたい方はこちらの記事をご参考ください。

7．旧阿嘉集落

久米島の消えた集落と言われる旧阿嘉集落。

50年ほど前までは人が住んでいましたが台風の被害がひどかったため、

集落ごと山の上にお引越しして今は誰も住んでいません。

まだ人が住んでいた名残の家や橋などが残っていますが、木々に覆われ、簡単には集落に入れません。

そんな消えた集落に行ってみたい！という方はぜひ久米島馬牧場さんをご利用ください。

なんとお馬さんに乗りながら旧阿嘉集落を巡ることができます。

乗馬体験と集落探検ができて一石二鳥ですよ。

8．シールガチ橋

珍百景で取り上げられたこともある、海の中にある謎の橋。

その正体は、漁船の航路確保と潮が引いた時の釣り場や潮干狩りに使われている海中歩道橋です。

満潮時は完全に海に浸かるので、必ず干潮時間を調べて訪れてください。

橋までの足場も悪く、たまに海水の溜まり場もあるので、

スニーカー、マリンシューズなど歩きやすい靴でお越しくださいね。

運が良ければ、橋の上からウミガメが見えるかもしれません！

9．ヤジヤーガマ

全長800mにも及ぶかなり大きな洞窟。

実はかつて風葬もされていた場所です。

人骨が今もあるようなので、勝手に持って帰ったりしないでくださいね。

洞窟は観光化されていないため灯りが全くなく、

蛇やコウモリも出るので、案内の方と一緒に回ることをオススメします。

観光協会が行っている島遊びのプランに「ヤジヤーガマ探検」がありますので、

詳しくは観光協会のHPをご覧ください。

10．オーハ島

奥武島のさらに奥にあるオーハ島。

オーハ島と奥武島の間には、なんと海の中に電線が通っています。

しかし、この島へ渡る橋も定期船もないため、訪れるのは難しい場所です。

干潮時に歩いて行くとしても、行きと帰りでは潮の満ち引きも変わる可能性がありますし、

島は観光地化されていないためハブも多く、上陸はオススメできません。

安全にオーハ島周辺へ訪れてみたい方は、ガイドをされている「あおしょうびん」さんをご利用ください。

トレッキングやカヤックなどの体験が楽しめますよ。

いかがでしたか？

久米島観光で訪れる方が少ない穴場スポットをご紹介しました。

自然豊かすぎるところが多いので、訪れる際は十分にお気をつけください。

皆さんの久米島旅がディープになることを願っています。