久米島のパン屋さん「ふーちヌーぱん」。
島民はもちろん観光客の方も訪れる人気のパン屋さんですが、実は2025年2月からひっそりとチョコレートの販売を開始しているのをご存知でしょうか?
パン屋さんが販売しているチョコレートって一体どんなものなのか?
早速いただいてきたのでご紹介します。
ふーちヌーぱんって?
ふーちぬーパンは、久米島の仲泊にあるパン屋さん。
朝7時から開いているので、朝ごはんはパン派という方の強い味方です。
お隣は久米島そばの名店やん小さんなので、ヤン小に入るちょっと前に寄ったり、
そばを食べた後に寄ったりする方も多いことでしょう。
イートインスペースもあるので、パンとドリンクをゆっくりと食べられます。
ふーちぬーぱん
住所:〒901-3124 沖縄県久米島町仲泊511−2
営業時間:AM7:00〜PM14:00
定休日:不定休(Instagramなどでご確認ください)
Instagram:ふーちヌーパン
どんなチョコレート?
そんなパン屋さんが提供するチョコレートってどんなものなのか気になりますよね。
2025年2月に販売が開始したのは「TATAMIチョコレート」という商品です。
チョコレートはお店の小さいスペースで作られています。
チョコレートのパッケージ
パッケージは、久米島の有名なビーチ「畳石」をイメージされています。
畳石は、亀の甲羅を敷き詰めたような岩が一面に広がっているビーチです。
個々の石が繋がり合う畳石のように、一人ではなくみんなで支え合うという意味合いが込められているそうです。
パッケージに記載されているLISAとは、Low Input Sustainable Agriculture(低投入持続型農業)の略で、
農薬や化学肥料などをできるだけ投入しないで自然にそって高い品質を目指す農業のことだそうです。
カカオ
チョコレートは、インド産のカカオを使っています。
世界的にもインドのカカオは希少で、世界シェアの0.3%ほどだとか。
インドのカカオ農家は小規模農家ですが有機栽培でカカオを育てており、国際的にも高く評価されているそうです。
黒糖
なんといっても特徴的なのは、沖縄県産の黒糖粗糖が入っているという点です。
TATAMIチョコレートはカカオ70%と比較的苦めの数値ですが、黒糖が入ることでまろやかな甘さが感じられるそうです。
苦いチョコレートが苦手な方やお子様でも食べやすいチョコレートだと言えるでしょう。
TATAMIチョコレート
TATAMIチョコレート自体のデザインはこのような形です。
よく見るとマス一つ一つにデザインがされており、かなりこだわり抜かれています。
見た目はとってもおしゃれなので、パッケージを開けても可愛い〜!とテンションが上がります。
このチョコレートの型はふーちヌーぱん独自の型を作ってもらっているそうで、このTATAMIチョコレートのオリジナルのデザインなんだそうです。
お味は、カカオ70%のチョコレートだけあって、甘さは控えめです。
でも、よくお店で売っている70%のチョコレートと違う点は、苦味をほとんど感じず、口あたりがマイルドなところ。
おそらくそれは黒糖が入っているからでしょう。
黒糖の味や香りは特に感じませんが、チョコレートだけでは表現できないなめらかさがあります。
美味しくてペロリと食べちゃいましたので、おそらく1枚では足りません。
みなさん2枚以上購入することをオススメします。
チョコレレートのラインナップ
現在販売されているのはTATAMIチョコレートの1種類です。
しかし、今後は久米島の特産品をチョコレートに混ぜた商品も開発していくそうなので、
今後のラインナップにご期待ください。
久米島のこんな食材入れて!とリクエストしておくと商品化してくれるかもしれません。
今のうちにこっそりとお願いしてみては?
また、実は久米島でもカカオ作りはされているそうなのですが、まだまだ生産量が少ないそうです。
いつの日か久米島産カカオでできたチョコレートを食べてみたい!という夢も膨らみます。
久米島の新たな魅力を味わおう
いかがでしたか。久米島の新たな魅力として今後の活躍が期待できるTATAMIチョコレート。
チョコ好きの方は是非一度ご賞味ください。
久米島のお土産としてもおすすめです。