みなさん、ポケモンをご存知でしょうか?
日本の子供達に大人気のポケモンですが、
日本にとどまらず世界中にポケモンファンはいらっしゃいます。
実は久米島にもそんなポケモンが「ポケふた」となってやってきました。
今回は、久米島にやってきた世界で一つしかない「ポケふた」についてご紹介します。
ポケモンって?ポケフタって?
そもそも、ポケットモンスターとは、通称ポケモンと呼ばれる不思議な生き物たちのこと。
このポケモンたちとバトルし、ゲットし、共に冒険する物語です。
アニメ、ロールプレイングゲーム、カードゲームなどがメインでしたが、
今ではフィギュア、おもちゃ、日用品などに至るまで様々に商品化されています。
そんなポケモンのキャラクターが描かれたマンホールの蓋のことを「ポケふた」と呼びます。
株式会社ポケモンが地域の魅力を発信する目的で全国の自治体へ寄贈しており、
その地域にちなんだキャラクターがデザインされているのが特徴です。
このデザインされた「ポケふた」は世界に一つしかなく、
まさに唯一無二のマンホールふたなのです。
一世を風靡した「Pokemon GO」のポケストップ(ゲーム内のアイテムを入手するための場所)にもなるなど、ゲームとの連携もされているそうです。
世界中で人気のポケモンが日本の各地域にマンホール蓋として点在することで、
観光客が訪れるきっかけにとなるとも期待されています。
沖縄県のポケふたはどんなデザイン?
現在沖縄県に設置されているポケふたは、
那覇市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、浦添市、名護市、
糸満市、本部町、豊見城市、南城市、石垣市、宮古島、
北谷町、渡嘉敷村、座間味村、久米島町の16市町村になります。
沖縄県に設置されたポケふたは沖縄の景観がイメージされたデザインが施されています。
沖縄のシーサーをイメージするウィンディ、クジラをイメージするホエルオー、
ハブとマングースをイメージするハブネークとザングースなど、
どのマンホールも沖縄のイメージ、設置される市町村のイメージに合わせて作られています。
久米島のポケふたはどんなデザイン?
久米島のポケふたは、8月5日に久米島町役場でお披露目をされました。
シーサーのイメージの「ガウディ」と、
久米島の特産の車海老をイメージした「ウデッポウ」というキャラクターが描かれています。
背景にある砂浜は「はての浜」のイメージだと思われます。
それにしても、このマンホール、とても色があざやかだと思いませんか。
この色は、アクリル樹脂でできています。
実はこの色を塗り分けているのは、人の手作業なんだそうです。
職人技の光る、丁寧な仕上がりに脱帽します。
沖縄のスコールや台風に負けず、この色をずっと保ってほしいです・・・。
どこにある?
こちらの「ポケふた」は、しばらく役場で展示された後、
久米島の観光名所としても人気の比屋定バンタ展望台に設置されました。
比屋定バンタは久米島の北東部の断崖絶壁にあり、
展望台からは、はての浜や粟国島、渡名喜島、天気の良い日には慶良間諸島まで眺めることができます。
そんな久米島の中でも景勝地に当たる比屋定バンタに「ポケふた」がやってきました。
比屋定バンタの石碑と展望台の前あたりにあるマンホールが「ポケふた」です。
まだ設置されたばかりなので、鮮やかな色合いが存在感を放っています。
みなさん、できれば踏まずに近づいてみてください。
比屋定バンタ展望台からは、崖下にある「車海老養殖場」と、島先の「はての浜」が一望できます。
まさにこのポケふたの設置場所としてふさわしいと言えるでしょう。
みなさんもぜひ、実際この景色とポケふたを見にお越しくださいね。
久米島空港からポケふたを見に行くという方には、久米島を時計回りにまわるルートをご提案します。
そのルートで回ると比屋定バンタから島の北西川に下る、てぃーだ橋・つむぎ橋からの眺めが最高なんです。
「ポケふた」を見た後に、久米島の海と空に飲み込まれるような景色をお楽しみください。
久米島のポケふたに会いにきてね!
いかがでしたか。
ぜひ久米島の美しい景色の中にある、
世界に一つしかないオリジナルの「ポケふた」を見にきてくださいね。