久米島が誇る３大ご当事グルメを味わおう！久米島よくばりざんまいのご紹介

久米島の特産品を使った食事は島内のいろいろな飲食店で食べられますが、

新たなメニューがこの4月からスタートしました！

久米島の特産品である、車海老、赤鶏、紅芋の3種類が一度の食べられるその名も「久米島よくばりざんまい」！

島内のお店3店舗で、特産品を使ってオリジナルメニューを販売しています。

どの店舗もイートイン、テイクアウトもOKです。

ただ、事前にご予約が必要なので、ご注意ください。

今回は、その3店舗の「久米島よくばりざんまい」をご紹介いたします。

久米島の特産品の紹介

オリジナルメニューの前に、まずは久米島の特産品について少しご紹介します。

車海老

久米島は車海老の養殖日本一です。

その理由として、久米島では海洋深層水が利用できることが挙げられます。

車海老は低温度の海水での飼育が必要なのですが、海洋深層水は真夏の沖縄でも約9℃と安定しています。

また、海洋深層水は清浄でミネラルも豊富なため、病気になりづらく健康な車海老を育てることができます。

さらに、車海老に与えるエサにもこだわっています。

安いエサだと車海老の味が悪くなってしまうため、

抗生物質や添加物を一切含まない厳選されたエサを与えています。

このように、徹底した品質管理がされているため、質の良い車海老が堪能できるのです。

久米島の車海老は甘みが強く、身の締まりが良くてプリプリ、臭みもなく頭から尻尾まで食べられます。

赤鶏

久米島の赤鶏は実は地鶏ではありません。

フランス産のレッドブローという品種です。

しかし、地鶏の定義に合わせた方法で飼育されています。

飼育日数は平均100日かけてじっくり育て、鶏がしっかりと運動できるよう鶏舎も十分な広さがあります。

また、国が義務付けているワクチン以外のホルモン剤は使用していません。

抗生物質も出荷前の６０日間は無投薬にするなど、食の安心安全にも気を配っています。

そして、特徴的なのが鶏のエサです。

穀物飼料にウコンや月桃など沖縄の薬草を混ぜ合わせています。

そのため、内臓の強い健康な鶏に育ちます。

さらに『久米島の久米仙』の泡盛の酒粕をエサに加えることで、臭みがない鶏肉になります。

久米島赤鶏は、しっかりとした肉質とジューシーな歯応えがある食感が楽しめます。

刺身、BBQ、サラダなど様々な料理に利用されています。

紅芋

久米島では、サツマイモの病害虫であるアリモドキゾウムシの根絶が確認された島です。

そのため紅芋の増産に力を入れ、今では紅芋の沖縄県の生産量の約50%を担っています。

久米島の紅芋はいくつか品種があります。

一つは「美ら恋紅」という品種です。

きれいで鮮やかな紫色をしており、柔らかい甘みがあります。

主に加工用で使われています。

もう一つは「沖夢紫」という品種です。

紅芋の品種の中でも、糖度が高く、粘り気のある食感が特徴です。

甘みが強く、青果用として利用されています。

島内では、干し芋、シュークリーム、紅芋タルトなどのお土産が販売されています。

よくばりざんまいは、これらの食材３つを使い、各店舗でオリジナルの料理に仕上げました。

では、一体どんな料理になったのかご紹介していきます！

イーフビーチホテル

イーフビーチホテルさんでは、イーフビーチが見える「レストランサバニ」でよくばりざんまいが食べられます。

こちらのよくばりざんまいは、車海老と紅芋は天ぷらで、

赤鶏は低温で焼き、ハムのような味わいでお召し上がりいただけます。

車海老の天ぷらは島内の飲食店でもよく見かけるかもしれませんが、

やはり車海老の美味しさを端的に感じられるベストな食べ方とも言えます。

天ぷらはつけだれに付けていただきます。

天ぷらをご飯に乗せて、天丼のようにして食べるのもいいかもしれません。

赤鶏は柔らかくてしっとりとしていて、もっと食べたくなりました。

イーフビーチを眺めながら、ちょっとお上品な気持ちで頂ける一品です。

YUNAMI FACTORY

YUNAMI FACTORYさんのよくばりざんまいは、

久米島の特産である車海老のガーリックシュリンプ、赤鶏のオーバーライス、

紅芋のシュークリームというYUNAMI FACTORYさんの人気メニューが一つになった贅沢な一品です。

ガーリックシュリンプは、プリプリとした身とカリッとした食感が特徴的です。

シークワーサー入りのガーリックオリーブオイルの酸味が車海老の甘さとマッチしています。

赤鶏はジューシーで食べ応えがあり、ソースとの相性が抜群！

サフランライスは、見た目も香りも食欲をそそります。

デザートは濃厚な紅芋シュークリーム。

フワッとした生地の中に、たっぷりと紅芋のクリームが入っています。

こんなにクリームが入っているのに紅芋の甘さが優しいので、重たくありません。

久米島の太陽に負けない、元気になれる一品です。

サイプレスリゾート久米島

サイプレスリゾート久米島さんのよくばりざんまいは、丼メニューです。

しかし、普通のどんぶりではありません。

なんと丼にスープをかけて食べます。

車海老と赤鶏、紅芋が一つの丼に盛られ、そのまま食べても美味しいのですが、

お茶漬けのようにスープをかけて食べるスタイルなのです。

久米島に今までなかった新しい食べ方なので、驚きと新鮮な印象を持ちました。

自家製ハーブを利用したスープはレモンの香りが爽やかで、優しい出汁の味もします。

久米島の美味しいお酒や食事を楽しんで胃が疲れている時でも、優しいお味で癒してくれる一品です。

いかがでしたか。

どのお店のメニューも、久米島でしか食べられない久米島の特産品がギュッと詰まった一品です。

車海老、赤鶏、紅芋という同じ食材でも、各お店の色が出ているため、全然味わいが違います。

食べ比べてみて、お気に入りのメニューを見つけみてはいかがでしょうか。

ご興味持たれた方は、ぜひ事前ご予約をされて「よくばりざんまい」をご賞味ください。