4年ぶり久米島大綱曳き開催!9月9日、10日は久米島祭りに行こう!

4年ぶり久米島大綱曳き開催!9月9日、10日は久米島祭りに行こう!

昨年はコロナ禍で中止が続いていた久米島祭りが3年ぶりに開催されました。

そして、今年は4年ぶりに久米島大綱曳きが帰ってきます!

沖縄の3大大綱引きの一つである与那原大綱曳きの綱をお借りして、

4年ぶりに行われる大綱曳きは白熱すること間違いありません。

今年の久米島祭りのプログラムの紹介と、久米島の大綱曳きがどんなものかご紹介します。

 

久米島まつりって?

久米島まつりは久米島で一番大きなお祭りです。

久米島祭りでは、地元のエイサーやショー、豪華賞品の当たる抽選会、

沖縄の有名アーティストによるゲストライブ、カウントダウン花火などが行われます。

島民みんな来ているんじゃないの?というくらいたくさんの人でごった返し、

久米島で一番盛り上がるイベントです。

久米島まつり

日時: 2023年9月9日(土)、9月10日(日)

    16:00〜20:40

会場:ふれあい公園

駐車場:鳥島漁港、兼城港

    ※臨時バスも運行します。

久米島まつりサイト:https://www.town.kumejima.okinawa.jp/docs/2023082300057/

 

久米島大綱曳きって?

今年の目玉は、4年ぶりに開催される久米島大綱曳きですが、

実は、幾多の困難がありました。

久米島大綱引きは旧具志川村時代に雨乞いの行事として、2〜3年に1度行われていたそうです。

しかし、2002年に市町村合併により久米島町になると、綱に使用するワラの調達が困難になり、

さらに担い手の高齢化などさまざまな理由も重なり、2000年を最後に行われなくなっていました。

それでも、町民は久米島大綱曳きの復活を願い続けていました。

そんな祈りが通じたのか、沖縄3大大綱曳きをしている与那原町の協力を受け、

とうとう2013年に久米島大綱曳きは復活を遂げたのです。

それから3年おきに与那原町から大綱をお借りして久米島大綱曳きが開催されています。

ところが、今度はコロナ禍となってしまい、2022年の大綱曳きは中止になってしまいました。

コロナ前に行った最後の大綱曳きは2019年。

それから4年の時を経て、やっと大綱曳きが戻ってきました。

 

大綱曳きの始まる前は、琉球の歴史に沿った演舞が行われます。

琉球王朝時代に名を馳せた阿麻和利と護佐丸が東と西の陣営にわかれ、

その後ろに各部落の旗をもった旗持ちが控えます。

阿麻和利や護佐丸に扮した演者が、鋭い剣先の棒を持ち、

ヤグラのような台の上で巧みなジャンプを見せます。

凛々しい表情と力強い演舞に目が離せません。

さらに、空手や旗頭の演舞も続きます。

演舞の傍では、ドラやホラ、爆竹などが響き渡り、

たくさんの棒もちが周りを囲み、演舞を盛り上げます。

大綱曳きの前から圧倒されること間違いありません。

両陣営の圧巻の演舞が終われば、大綱曳きの始まりです。

2019年は約7分間曳きあっても決着がつかず、引き分けとなりました。

今年はどの陣営が勝つでしょうか。

 

第23回久米島まつりのスケジュールは?

今年の久米島まつりは9月9日、10日に行われます。

同日共に16時から始まります。

9日土曜日のイベントスケジュール

16時15分には久米島の小中高校生による現代版組踊ガサシワカチャラの演舞が行われます。

現代版組踊とは、ミュージカル時代劇のようなものです。

久米島の悲運の英雄ガサシワカチャラ。

そのストーリーはまた別の機会にご紹介しますね。

現代版組踊で行う華やかな歌や踊りが祭りを彩ってくれることでしょう。

そして、この日の目玉である大綱曳きは17時20分に開始されます。

東と西に分かれ、約7分間の綱引き。

どの陣営が勝つのか勝敗も楽しみです。

その後沖縄の超有名アーティスト「DIAMANTES」のライブでノリノリに楽しみましょう。

 

10日日曜日のイベントスケジュール

この日は久米島の伝統を感じるイベントが多いです。

まずは沖縄角力。

「角力」とかいて「すもう」と読みます。

皆さんのよく知っている相撲とはちょっと違います。

沖縄の角力は柔道着を着て、片手を相手の帯の中に結び持って組む形から始まります。

背中がつかないと勝ちにならないため、柔道のようなアグレッシブな技も見られます。

子供の角力、女性の参加するアンマー角力などもあり、どなたでも楽しめます。

さらに、久米島音頭や盆踊りもあります。

ぜひ観光客の方も一緒に舞い踊りましょう。

18時45分には豪華賞品が当たる抽選会。

さらに、ワンピースの主題歌も歌っていた「D-51」のライブで、

会場のボルテージは最高潮に上がることでしょう。

最後は会場に降ってくるんじゃないかと思えるほど近くで見られる花火でフィナーレです。

 

いかがでしたか?

綱曳きに参加してみたいと思われたかたもいらっしゃるかもしれませんね。

多くの苦難を乗り越えた久米島大綱曳きが島を熱くすることでしょう。

 

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