琉球で一番美しい「球美の島」と呼ばれる久米島。
海の豊さも久米島の特色の一つです。
久米島の海には、さまざまな生き物が住んでおり、
この海でしか見られない珍しい生き物たちもいます。
海に潜ればその生き物たちに出会えるチャンス大!
潜れないよ〜という方も、潜らなくても見ることができる生き物もいますのでご安心ください。
今回は、久米島で出会える魅力的な海の生き物を厳選してご紹介します。
ウミガメ
久米島では、アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイの3種類が確認されており、
あらゆるところでウミガメの姿を見ることができます。
浅瀬でも姿を現しますし、産卵の時期はビーチにも上陸します。
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海の中でも、カメが現れるスポットが様々あるそうです。
眠っていたり、泳いでいたり、餌を食べていたり・・・ウミガメのいろんな姿に出会えるはず。
潜るのが苦手という方は、奥武島にあるウミガメ館を訪れてください。
ウミガメの生態や保護活動についての展示のほか、
大きな水槽では3種類のウミガメ全てを見ることができますよ。
ゴールデンウィークや夏休みにはウミガメに餌やり体験が開催されるので、
ホームページをチェックしてお早めにご予約ください。
ウミガメ館
住所:久米島町奥武170
TEL:098-985-7513
営業時間:9:00〜17:00(入館締切16:30)
休館日:火曜日
HP:https://kumejimataro.okinawa
FACEBOOK:
入館料:[大人]500円/団体(15名以上)450円 [小・中学生]300円/団体(15名以上)270円
サンゴ
サンゴはその見た目から植物と思われるかもしれませんが、
れっきとした動物です。
サンゴは浅瀬にも生息しており、
潮が引いていればビーチから歩いてすぐのところからでも見ることができます。
海の中へ潜れば、さらに珍しいサンゴに出会えます。
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阿嘉下と呼ばれるスポットでは、見られる巨大な盆栽形になったサンゴが見られ、
南東海域では、「セヤミドリイシ」と呼ばれる枝状珊瑚の大規模な珊瑚群集が見られます。
また、サンゴは卵を産んで繁殖します。
5〜7月はサンゴの産卵シーズンで、満月前後に産卵すると言われています。
ダイビングショップによっては、この時期にサンゴの産卵を観察するナイトツアーが開催されます。
神秘的なサンゴの産卵シーンに出会いたいという方はぜひこの時期を狙ってください。
マンタ
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久米島には「マンタステーション」と呼ばれるマンタが多く訪れるポイントがあります。
ダイビング初心者でも潜りやすい水深10m前後の浅いところで、
ゆっくり周遊するマンタの姿をかなり近くで観察できます。
「マンタステーション」は小魚たちに体をクリーニングしてもらうスポットのため、
年間を通して高確率でマンタが出没します。
さらに、国内ではほとんど見ることができない「ブラックマンタ」もこのポイントに現れます!
マンタステーションでは観察上のルールもあるので必ず守って観察されてくださいね。
ガイコツパンダホヤ
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透明な体に透けて見えるあばら骨のような白い血管、パンダの顔のような模様。
正体は不明でしたが、その見た目から「ガイコツパンダホヤ」と呼ばれていました。
愛くるしいような、ちょっと不気味なその姿は、ネットやテレビで話題に。
北海道大学の大学院生の方が調べたところ、実は新種のホヤだったことが判明!
2024年2月に国際英文誌『Species Diversity』にも掲載されました。
生息域はまだ久米島以外では見つかっていないそうなので、
ガイコツパンダホヤが見たい!という方はぜひ久米島へお越しください。
クジラ
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12月下旬〜3月下旬ごろの期間限定ですが、ホエールウォッチングも楽しめます。
この時期は繁殖シーズンのため、クジラは冬でも温かい久米島の海にやってきます。
その数、毎年100頭〜400頭ほどにも及ぶそうです。
クジラが船に近づいて、並走して泳ぐ姿を見せてくれたり、
海面から顔を出したり、潮吹きをしたり、大きな体を海面に打ちつけたりなど、
ダイナミックな姿も見せてくれます。
クジラと一緒に泳ぐホエールスイムができるダイビング会社もあります。
クジラに出会うには時期や環境など様々な条件がクリアしなければならないため、
国内ではかなり希少な体験です。
ぜひ生命の息吹をご体感ください。
久米島で海の体験できる会社
久米島には、ダイビングショップや海遊びツアーのメニューがある業者がさまざまあります。
お子様連れ、泳げない方でも参加できるツアーもあるため、
ご自身に合うメニューにきっと出会えるはずです。
潜る人も潜らない人も海の生き物たちと触れ合えますように。
いかがでしたか?
久米島の豊な海に生息する生き物たちに興味がありましたら、ぜひ久米島へお越しください。
感動の出会いが待っていることでしょう。