久米島に台風が来たら起こること

久米島に台風が来たら起こること

離島とはいえ久米島は、買い物に困らない、食べ物は美味しい、海も山も綺麗、本島との移動もしやすい、人が優しい、、良い所を挙げるとキリがなく、本当に素晴らしい島です。

しかし、唯一デメリットを挙げるとすれば、「台風」です。

久米島に台風が接近すれば、残念ながら大なり小なり必ず生活に影響が出ます。

それは観光客への影響も例外ではありません。

離島で台風がくると何が起きるのか、一緒に考えてみませんか?

一番影響があるのは、船便と航空便の遅延!

何と言っても台風が来て一番困るのは、物資の遅延です。

観光客やお仕事で来られている方は、移動にも関わりますね。

船と飛行機が止まることが一番困ります。

スーパーやドラッグストアで食料品や飲み物が品薄状態になります。

物資の多くは船便(フェリー)で配送されます。

台風上陸の期間だけでなく、その前後まで広く影響を受けます。

久米島に住んでいる方であれば、この状況は常識に近いので、台風前のスーパーは買い溜めをする方でいっぱいになります。

それを見込んで、余裕を持って事前に買い物を済ませておく必要があります。

台風ではなくとも、結構ある停電

久米島あるあるかと思いますが、停電は台風に限らずよくあります。

私は久米島に引っ越したその晩、新居が停電しました。

飛行機の最終便で着いたので部屋の雰囲気もよくわからず、とても困ったことを覚えています。

局所的な停電であれば数時間で、その他のだいたいの停電は1日以内に復旧する印象があります。

ただ大きな台風が来た場合は、2日かかる地域もあります。

いつ復旧するか分からないのでイライラしたり、不安になったりします。

久米島でも、風雨が厳しいなかで作業員の方が頑張って直してくれています。

なので、焦っても仕方ありません、逆に今しかできないことを探して、復旧を気長に待ちましょう!

私達は、風通りの良い部屋を探して、テーブルを持っていき、いつもと違う夕食にしたりします。

雰囲気を変えるだけでも、気分は変わるもので、とても楽しい時間になりますよ。

停電となると、心配なのが食べ物と飲み物

なるべく冷気を保つために、停電後は冷蔵庫が開けない方が好ましいです。

家はリアルに冷蔵庫にテープを貼って開かないようにします。

人間の癖は恐ろしいもので、ついつい開けてしまいます。

冷蔵庫が開けられないならば、必然的に食材は常温保存のものとなります。

そのため、常温で保存できる食材、または飲み物も十分準備しておく必要があります。

また、事前にクーラーボックスに、氷やアイスまたは飲み物を入れておいておくのも良いと思います。

あまり多くはないけど、そうなれば大変!断水があることも

停電が長続きすることで断水に発展してしまうことがあります。

だいたいの住宅では貯水タンクがありますが、貯水タンクに水を上げるのは電気です。

なので、短期の停電であればタンクの水で持ちこたえられますが、2日を超える長期の停電だと、タンクの水が空になる可能性が出てきます。

それによって飲み水はもちろん、トイレやお風呂にも入れなくなります。

また、大きな台風によって水道局に大きなダメージがあった場合は、その影響による長期の断水も、、可能性は低いですが起こるかもしれません。

飲料用の水を確保しておくのはもちろんのこと、トイレの排水用に浴槽や大きなポリバケツで水を貯めておくことも必要になります。

スマホの電波が圏外になることも

携帯やスマホの電波を受信する基地局の停電もしくは故障によって、電波が遮断されることもありました。そうなれば、もちろんその間は電波を使用することはできません。

私が経験した時は、住んでいる地区一帯のみが圏外で、車で10分ほど移動すれば電波が入りました。

どうしても電波が必要な場合は移動して、活きている基地局のエリアを探す、もしくは、Wi-Fiがつながる場所にいくしかないかと思います。

最後に

私は沖縄本島の出身なので、台風が来ることは正直慣れていました。

ですが、同じ沖縄でも離島となると、台風の影響は全然違いました。

しかし事前に知っていると、対策を行うことができます。

小さな台風だとしても、しっかり備えて、久米島ライフを楽しみたいですね。

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