ついに初披露！久米島初のクラフトビール醸造所Brewery Tumugiのツムギビールをご紹介

以前ご紹介した久米島で初となるクラフトビール醸造所「Bewery Tumugi」さん。

久米島の新しいお店紹介：「Brewery Tumugi」

そちらのクラフトビールがとうとう初お披露目しました。

なかなか醸造タンクが久米島に辿り着かない苦難もありましたが、

その間も美味しいお食事やバーの運営を切り盛りされ、

2月にはクラウドファンディングを1日で達成する快挙も成し遂げられました。

そんな話題沸騰のBewery Tumugiさんのここでしか味わえないビールをご紹介します。

GardenParty

Bewery Tumugiさんのクラフトビールお披露目会は、

フリーマーケットや雑貨販売、おつまみやお食事の販売なども同時に行うガーデンパーティーでした。

ビールは店内で注文し、ガーデンで飲む形式です。

お店の敷地内にテーブル、椅子がビアガーデンのように置かれていました。

キッチンカー、子供服や絵本、雑貨などのフリーマーケットも広がり、縁日のような楽しい雰囲気。

お天気もよく、昼下がりのビアガーデンは子供も大人も楽しめる場所でした。

ツムギビールの種類

今回披露されたクラフトビールは以下の3種類です。

月桃セゾン

「月桃」とは沖縄に自生する植物です。

沖縄の人には古くから親しまれており、

月桃の葉はムーチーの包みとして今も利用されています。

甘さとスパイシーさを感じる独特の香りで、リラックス効果があります。

「セゾン」とは、ベルギーの南部で飲まれていたビアスタイルです。

ベルギーでは、夏の農作業の合間に喉を潤すために飲まれていたので、比較的飲み口が軽いものが多いそう。

オレンジやレモンのような柑橘類のような香りと、スパイシーな香りが合わさった複雑な香りが特徴です。

そんなセゾンを沖縄の月桃を使ってアレンジ！

月桃の独特の香りを感じながらも、すっきりとした後味が楽しめる一杯です。

トロピカルエール

こちらのビールは、久米島産のパッションフルーツを使用しています。

パッションフルーツとは、程よい甘酸っぱさが楽しめるフルーツです。

芳醇で華やかな香りも特徴的で、南国さを感じさせます。

栄養素としては、特にβカロテンが豊富です。

βカロテンは、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防やアンチエイジングにも効果的です。

他にもビタミンC、ビタミンB6、カリウム、葉酸など多くの栄養素が含まれています。

そんな体にも良さそうなトロピカルエールは、

とろみがありながらも、芳醇な香りが重厚感を感じさせます。

これから蒸し暑くなる久米島。

トロピカルジュースのような甘酸っぱい爽やかなビールがぴったりです。

日中の強い日差しで疲れた体とお肌を癒してくれることでしょう。

黒糖ポーター

見た瞬間に真っ黒！が印象のクラフトビール。

久米島の蜜糖をたっぷり使った黒糖ポーターです。

「ポーター」とは、黒ビールの一種です。

イギリス発祥と言われています。

黒ビールは、原料の一部に濃色の麦芽(モルト)を用いた、色の濃いビールの総称です。

発酵方法の違い、大麦、小麦の違い、ビアスタイルの違いなどは関係なく、

色が黒っぽいビールは「黒ビール」と呼ばれているんだとか。

ポーターは、黒ビール特有の苦味や濃厚な味は楽しみたいけれど、

強いビールが苦手な人には飲みやすいためおすすめです。

Bewery Tumugiさんのクラフトビールは、見た目、味、香りの違いを楽しめるビールが揃っていました。

3種類飲み比べる人、気に入ったビールをおかわりする人、おつまみとビールを味わう人・・・。

それぞれのスタイルでみなさん愉しまれているようでした。

Bewery Tumugiさんの挑戦

久米島に行ったらBewery Tumugiのクラフトビールを飲んでみたい！と思った方も多い事でしょう。

Bewery Tumugiさんは、今後久米島のさまざまな素材を使ったビールを作っていく予定だそうです。

検討しているビールの一例をご紹介しますと・・・

これらを考えているというだけでも、パッションとアクティブさを感じますね。

ぜひこれからのBewery Tumugiさんのビール作りにご期待ください。

ビールを通して久米島の魅力も発信し、人々を元気にしてくれるビールを届けてくれるBewery Tumugiさん。

ビールと人々を紡いでいく場所としてたくさんの方に愛されるお店になってほしいです。